感染対策について
「安全」と「安心」の医療現場
歯科医療の現場では、患者さんのお口の中の治療や処置をしております。したがって、唾液や体液を介して起こりうる感染に対して、適切な予防策が必要となります。
当院は、患者さんに「安全」と「安心」を提供できるよう、以下の感染対策を行っています。
当院における滅菌について
オートクレーブ・高圧蒸気滅菌器について
滅菌とは、その物に存在している全ての微生物やウイルスを死滅・除去させることを指します。当院では、医療先進国・ヨーロッパで基準とされているEN13060認証取得したオートクレーブ・高圧蒸気滅菌器を使用して、滅菌を行っています。（医療機器CE0535）
また、有病患者さんに使用した器具については、高水準消毒薬でを使用して入念に滅菌しています。
※滅菌と殺菌の違い
滅菌も殺菌も、微生物やウイルスを死滅・除去することですが、「殺菌」にはその程度を含んでいません。簡単に言えば、１割の菌を死滅して９割の菌が残っていても「殺菌」と言えますが、「滅菌」とは言えません。「滅菌」は１０割の菌を死滅・除去しています。
矯正治療に使用する器具の滅菌
矯正治療で使用する器具のうち、オートクレーブ・高圧蒸気滅菌器で滅菌しているものです。
使用直前に滅菌済みの袋から取り出し、患者ごとに滅菌しています。
ミラー・ピンセット類
歯の切削用タービン・エンジン
プライヤー
その他の感染対策について
患者様に触れるこれらの備品は、使い捨てにしています。
- グローブ
- 排唾管
- 紙コップ
- 注射針
などは、すべて患者ごとに新品を使用し、使用後は処分しています。
空調について
院内の空気を清潔に保つため、紫外線照射機能のある空調設備を使用しています。空気中に含まれるカビ・バクテリア・ウイルスなどを除去する効果があります。
